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少しずつGet 1999-12-07


最近残業が多くてあまり神保町の古本屋をじっくり廻れないせいもあるが、ちょっとずつGET。先週品川歴史館に行った時みつけた本屋さんでGETしたものも2冊ほど。

◆新人物往来社「沖田総司読本」新人物往来社編1400円 

ちょっと高かったけれど、アンソロジーという訳ではなく、執筆人も森先生はじめ釣、菊地、安西篤子、結束信二などの諸先生方揃いで面白そうだったので買ってみた。釣先生による沖田総司史跡ガイドなんかもついている。

◆河出文庫「維新暗殺秘録」平尾道夫300円 

新選組史録で有名な平尾道夫氏が清河八郎の暗殺について書いている!これは迷わずGETでしょう。ご丁寧にも重要な個所には赤い線が…。
巻頭にライシャワー大使との暗殺談義が載っている。新選組関連では山内彦次郎事件や伊東甲子太郎の項がある。昭和53年新人物往来社から出た本と同じ。

◆自費出版「天保騒動始末記」島田駒男1500円 

江川坦庵が天保年間に甲州で起こった一揆をおさめたときの記録でしょうか?(よく読んでない)坦庵といえば練兵館。神道無念流のことなどが書かれていたので買ってみた。江川は伊豆韮山奉行をしていたとき、桂小五郎をつれていた。

◆歴史読本「幕末7人の剣士」新人物往来社200円 

沖田総司、岡田以蔵、伊庭八郎、芹沢鴨、斎藤弥九郎、山岡鉄舟、榊原鍵吉。沖田のことは安西さんが書き、芹沢鴨は遠藤鎮雄氏が書いている。

◆読売新聞社「油小路の血闘」安西篤子200円 

最近文庫で出た。表題は伊東甲子太郎っぽいが、中身は織田信長、伊達正宗など短編が詰まっている。三樹三郎がかっしーのことを「あにさん」と呼ぶのがけっこうかわいい(笑)。

◆特別増刊歴史と旅「新選組怒涛の時代を駆け抜けた男を描く」300円 

しまった、ここに安西さんの油小路の血闘が載っていたので、コレだけでも良かったのに。
巻頭に写真がいっぱいついていて楽しい。


収集つかない 1999-11-10


今日はまた神保町で古本漁りです。
でも店じまい間近の時間に行ったので、中身をよく見ずに駆け足で物色。即HIT!

◆新人物往来社「新選組覚え書」小野圭次郎他 1500円 

何故か沖田総司と伊東甲子太郎がセットになった本。沖田のほうは森満喜子さんが独立させて新選組おもかげ抄とう本を出しておられるようです。小野圭次郎さんの伯父伊東甲子太郎、岳父鈴木三樹三郎が収録されているほか、篠原泰之進の「泰林親日記」、西村兼文「壬生浪士始末記」が収録されている。

◆新潮社「士魂の音色」森村誠一 400円

オムニバス小説なんだけれども、岡田以蔵、永倉新八、桂小五郎など、多彩な登場人物。ちょっと面白そうだ。

◆成美堂出版「物語と史跡をたずねて 井伊直弼」徳永信一郎 450円 

ああ、とうとう井伊直弼にまで手が!(笑)幕末の彦根藩のことなんか全然知らないのでちょっと読んでみようと思ったのです。桜田門外の変の史跡のことなどが書いてあって重宝!


神田古本市 1999-11-03


週末に神田の古本市に行った。
最近ぽろぽろ買ってはいたのだが、日記サボってました。なので最近入手したのを紹介。

◆新人物往来社「歴史読本シリーズ真説維新史A幕末最強新撰組10人の組長」700円 

まだ読んでない。大出さんのインタビューが載っている。歳三忌や総司忌のいきさつがおもしろい。

◆新人物往来社「新選組裏話」万代修 1500円 

たしか自費出版だかで一度出しているが、部数が少なくて幻と言われていた本の再編成だとか。
貴重なネタ満載の本。買ったとばっかり思っていたが、実は持っていなかったので。

◆雄山閣「幕末志士の生活」芳賀登 1800円

草莽の志士の活躍や日常の細々したこのなんかが描かれている。清河八郎がちょっと出ていたので前々から欲しかった。

◆大和選書「維新の血書若き志士たちの生と死」太田俊穂 300円 

安政の大獄と坂下門外の変に関係した志士たちの書。事件の背景や志士たちの漢詩、辞世などが収められている。

◆日本シェル出版「ああ獅子の時代花の高杉晋作」八切止夫 500円 

同人誌みたいで楽しい。イラスト満戴。写真も満戴。まあ、500円だし。

◆立風書房「完全制覇新選組」山村竜也 500円 

完全と言いつつかなり大味。まあ概要は押さえられるけどね。


清河童本Get 1999-10-05


とうとう憧れの清河八郎遺著を購入。
もう一冊大川周明著の清河八郎もGET。
2冊で軽く二万超えました…先週まで150円とかで本を購入していた身にはこたえます。
大川周明著の方は、先の持ち主が重要な部分にアンダーラインを引いてくれているので重宝です。官武通紀と併せて読むとより明確に分かるというものだ。清河八郎先生伝記という本も早くGETせねば。

◆太田俊穂著「血の維新史の影に」大和書房1200円 

買う気も無くなにげに手に取った本。何と平間重助のその後について書かれてあったのです!勿論即GET。

◆「決定板幕末維新考証総覧」新人物往来社 1300円 

◆「幕末明治剣客剣豪総覧」新人物往来社 1400円

総覧ものは浅く広く書かれているので下調べに使うのに重宝かと思って買ってみた。


「歴史と旅」大漁! 199-09-17


芹沢鴨の剣について史料が欲しいと思い、阿佐ヶ谷の古本屋さんで歴史と旅のバックナンバーを買い漁る。ここは歴史読本と歴史と旅のバックナンバーをよく揃えていて、150円均一なのだ。確か店の名前は「よみた屋」だったと思う。まだ沢山売ってるので欲しい方は是非。

◆歴史と旅「幕末青春譜剣道三国志」150円 

江戸三大道場の解説と坂本竜馬、武市半平太、桂小五郎などのほか、藤堂平助、清河八郎などの記事も載っている! ネタは週末(今日も週末だけど)鴨の宝箱にでも入れておきます。

◆歴史と人物「幕末の剣士」150円 

この本、表書きだけだと何が載ってるかわかんないです。神道無念流の開祖について書いてあったので買った。あとからじっくり読んだら結束信二(新選組血風録の脚本の人ね)の執筆で「新選組で誰がいちばん強かったか」などという記事もあった。鴨先生もエントリーされてるぞ!嬉しや。

◆歴史と旅「幕末維新暗殺剣」150円 
京洛の暗殺事件についてフォーカス誌みたいに写真付きで解説されている。口絵は桜田門外の変の錦絵や関連写真が多数。岡田以蔵さんの顔写真が載ってる! 本当に本人かな? (あとで調べてみたら咸臨丸に載ったほうの人だった。がっかり)

◆歴史と旅「幕末動乱の10・年幕末維新シリーズ1」150円 

口絵はまたもや桜田門外の変。井伊直弼の夫人は凄い美形だなあ。ヒュースケン暗殺のことなどが詳しく出ている。これは清河ちゃんとこの「虎尾の会」井牟田さんの仕事なのでチェック。池田屋事件のことも出ている。

◆歴史と旅「壮烈!!白虎隊」150円 

三月に会津行ったので、史跡探訪記の解説用史料に。今は亡き早川喜代次先生の白虎隊遺文が載っています。抜粋して鴨の宝箱にアップしますね。戸の口堰と聞くと釣洋一先生をすぐ連想してしまうよ。今年もくぐるそうです、戸の口堰の洞門。


沖田本大漁! 1999-09-03


内房線浜野駅近くの古本屋へ行った。
初めて入る本屋さんだったので、店内隈なく探索して10冊Get!激安!
 
◆秋元文庫「小説沖田総司」若桜木虔 100円

宇宙船艦ヤマトの人だ。そういえば沖田艦長とか土方艦長とか空間騎兵隊長の斉藤始とか出てたよな。バリバリ新選組ファンだったんだね、この人。
この本は初版で購入して大事に持ってたんだけど、おとうさんにゴミに出されちゃったのだ。また会えて嬉しいよ。挿絵を描いているのは植木金也さんだ。もう一冊沖田総司惜別の唄というのがあって捜索中。

◆中公文庫「旧幕新撰組の結城無二三」結城禮一郎 100円 

作者は結城無二三の長男らしい。結城無二三は見廻組に属して後、新撰組に入隊したとされる隊士だが、隊士録に彼の名は無い。

◆学研「新選組秘剣伝1」瑞納美鳳 290円

このひとは他に斉藤一の本も書いてる。東京流通センターでやった同人誌即売会でご本人(たぶん)が売り子なさってたなあ。読んだこと無いけど一応押さえてみました。1ってことは2があるのか。

◆新人物往来社「沖田総司の謎」菊地明 300円 

土方研究で著名な菊地さん。沖田本も出していたとは知らなかった。著者紹介の顔写真がめちゃくちゃ若い!表紙の乗馬姿の総司がいい。

◆新人物往来社「沖田総司剣と愛と死」滝口康彦・石沢英太郎・古川薫 300円 

ユニークな視角で描く沖田総司という腰巻に興味を持った。滝口さんは時代小説の王道。石沢さんは新選組と内ゲバをテーマにした小説、古川薫さんは長州の歴史家らしい吉田稔麿と沖田総司を主人公に据えた小説仕立ての話。

◆新人物往来社「沖田総司に捧げるバラード」300円 

みんな言いたい放題(笑)

◆新人物往来社「沖田総司の世界」300円 

家にあったのにまた買っちゃった!島田順司さんのインタビューが載ってる。欲しい人にあげるのでメール下さい(笑)

◆新人物往来社「紀行新選組」尾崎秀樹・榊原和夫 300円 

水道橋の学術本屋さんでは2800円だった。土方さんちの蔵とか、今はない建物の写真が載ってる。

◆新人物往来社「佐幕派新選組」戸塚淳 300円 

小説。昭和50年の新選組はこんな感じ。ちょとクラシック?

◆東京三世社「甲子顛末」義澄了 70円 

斬られた側から見た池田屋事件の漫画。義澄さんは池田屋で亡くなった望月亀弥太を敬愛しているらしく、ペンネームの義澄は亀弥太の諱だそうだ。しかし70円って…


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