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元旦(平成12年)、初詣に行きました

高幡山金剛寺(高幡不動尊)は土方さんの実家の菩提寺です。凄い人気だ!厄除け交通安全のご利益があるんだって。真っ赤な炎が描かれた「ほのおのうちわ」が有名らしい。下はお寺でもらった地図です。
因みにこの地図の右上のほうに向かって行くと、石田寺や歳さんの実家がある。もうすぐモノレールで行けるようになるみたい。(もう行けます。万願寺で降りると便利です)
門をくぐってすぐ左手のところに歳さんの像があるんだけど、お好み焼きやさんの陰になっていた。一般の参拝客は歳さんにはあんまり興味ないみたいだ…(>_<)
不動堂の右手には新選組の顕彰碑がある。見落としがち。(五重の塔のところに宝物殿があるのだが、中に土方さんの位牌があるらしい)奥の大日堂ではご本尊の大日如来像の前で拍手してお詣りする。神様みたいで変わってる。天上に龍の絵が描かれていて、拍手すると「みょんみょん…」と鳴る。入り口で引くおみくじはちょっと変わってて、おみくじと一緒に小さい御守りが入っている。私はこづちが入ってた。出て行ったお金が戻ってくるという御守りらしい。元手がないと帰っても来ないという訳か。………。
歳三もなかを買ってみた。石田散薬の行商箱を模した形をしている。函館の写真を送っていた下さった、お友達のぼへみあんさんへの御土産にした。
包み紙に男前なことが書かれていたんだけれど、メモしわすれちゃった。たしか「激流の中でその石は必死に戦った…」みたいな内容だった。パッケージのイラストは、中島登さんの戦友絵姿だ。
こんなのも買っちゃった。北のロマンひじかた生ラーメン!船は勿論「開陽丸」だ。なんだか超オットコマエ〜な歳さんだなあ…
北海道の御土産だと思うんだけど、高幡不動の近所のすし屋で買った。すし屋!
せっかくだから石田寺にも行ってみた。日野七福神のラリー会場になってる。石田寺には福録寿が祭られているのだそうな。ラリーに訪れた人がいて、シートに福録寿のスタンプを押していた。
元旦の歳さんのお墓。
目礼してしばし手を合わせた。お詣りした人があったようで、お線香が焚かれていた。御供花も少し。ノートのボックスはビニールシートで覆われていた。雨よけかもしれない。


左の写真の碑はお墓の少し手前のところにある。御子孫の土方康さんの揮毫。明治百年祭のときに建てられたらしい。

追記:歳さんのお墓は老朽が激しいので近々整備されるのだとか。このお石塔も見納めかな。(平成十三年現在ではもう新しいお石塔になっていて、ファンノートもない)
歳さんの実家の近くにあるとうかん森の大木。天然記念物に指定されている。最初歳さんの家はこの森の直ぐ近くにあったんだけど、大水が出て現在のところに移築したんだそうな。
直ぐ近くの駅「府中」へ移動し、大国魂神社に行ってみた。人がまばらに見えますが、実はここに辿りつくまでが凄い人なのだった。
左の図でいうと、参道のところにびっしり人が並んでいるのだ。奉納された提灯に灯りがともされるとなかなか綺麗だ。(凄い沢山の提灯だった。20メートル置きに100個くらいずつ掲げられていた)大国魂神社は近藤勇をはじめ天然理心流の人達が野試合を奉納したところ。沖田総司は太鼓係だったやつだネ。本田覚庵先生に揮毫してもらった奉納額もある。
本殿の手前のほうに宝物館があって見学できる(図の■のところ)。日野農兵隊が甲陽鎮撫に出掛けたときに叩いたという大太鼓や慶喜さんの書額や絢爛豪華なお神輿やらが展示されているのだが、例の奉納額は見せてもらえない(がっかり)。
大鳥居のすぐ手前にある「旅館松本」は甲陽鎮撫隊や会津母成峠の戦にも参加した松本捨助さんの実家。甘味やさんになっている。
閉店間際に滑り込み、あんみつを食べた。食べ終わって外に出て見たら下の写真のように既に真っ暗だった。

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