京都・2 2001年5月5日(その2)

霊山歴史館を見終わって、お山に行ってみようかと思ったが、絶対ある筈の原市之進のお墓の場所がわからないので、また今度にした。そのままねねの小道を通って月真院に寄るが、主不在の様子なのでそのまま辞す。と、外で托鉢に歩くHさんを遠くに発見。お坊さんは忙しいのだった。
光縁寺
八坂神社の前からバスに乗り、四条大宮で下車し、お墓参りに備えて四条通沿いの花屋さんに行く。ここは年中無休だが午前中は11時からの営業。富士銀行の右手の通りを行くと50メートルくらいのところにも1件あるので、朝お参りに行くときはそっちを利用している。連休中で、お花はキレイに飾られていたのでお線香だけ供してきた。次々とお参りの人が来た。本堂に新選組関連の本が沢山置かれているのだが、先客があったので寄らずに帰る。
壬生塚
光縁寺から前川邸の前を通って壬生寺に至る。こちらはお花が少しいたんでいたので総取替えさせていただく。鴨先生と平山君のお墓はお花立てがひとつしかないのであまり派手に献花できない。次こそお花立てを持って来ようといつも思うんだけど。お線香は横にすると火が消えてしまうので線香立ても欲しい。
…お参りしていると三橋美智也の歌が流れてきた。誰か100円入れたらしい。イントロに続いておじサンおばサンの大合唱が始まった。…何の会の人だったんだろう??ここで合唱してるのははじめて聞いた。毛並みの良い猫が遊んでいた。
新徳寺
壬生寺の事務所で土産を買って(前にも買ったハンカチを…)、新徳寺の前を通り、八木邸を見に行くことにした。新徳寺は元旦だけ本堂の中を見ることができる。今日は座禅会があるらしかった。
八木邸
八木邸の門前で1000円払い、お茶・菓子つきの入場券を買って中へ入る。係の人に聞いたら、外観は写真に撮っても良いと言われたので門の内側から撮ってみた。芹沢鴨暗殺当日の話を聞きながら家のつくりを見せてもらう。手前の仏間に平山君、その横の部屋に平間さん床の間に鴨先生が寝ていたらしい。浪士文久報國記事では鴨先生に屏風をおっかぶせて刺し殺したと書いてあるが、こちらでは子母澤寛さんの説をとって説明しているようだ。ここへもう一度来たらお手洗いを見せていただこうと思っていたのだが、ココから先は立ち入り禁止になっていた。庭先に手ぬぐいが掛かっていたってことは、今でもおうちの人が使っているのかしらん?床の間に新しく作られた木製の近藤勇像が置かれていた。ちょっと中村敦夫さん入ってて可愛い人形だった(笑)。表の鶴屋さんでお茶と屯所餅をいただく。そういえばお昼食べてないなあ…
 

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